【企業経営】戦略的提携
本日の学び
戦略的提携
メリット
・独立性を保ったまま、提携先の経営資源を活用できる
・新しいセグメントに低いコストで参入できる
・独立性が保たれており、企業文化の調整コストが少ない
デメリット
・契約に基づいた提携なので、容易に解消できる
・提携解消後に技術が流出するリスクがある
・提携先を思い通りにコントロールできない
個人で言えば、副業における個人と企業は、戦略的提携を行なっているように思えました。副業であれば、入社して雇用されるわけではないので、個人としての独立性を保てます。その上で、企業のリソースを活用できる立場で働くことができます。
ただ、簡単に契約終了となることが考えれます。労働条件もすり合わせが必要であり、なかなか思い通りには行かないと思います。企業としては、情報やノウハウ流出のリスクからどこまで個人へ情報共有(アクセス権限)を与えてくれるかもわかりません。
何事も成果とリスクは表裏一体であり、バランスを取るのは難しいですね。
【企業経営】イノベーション
本日の学び
イノベーションの種類
「プロダクトイノベーション」と「プロセスイノベーション」
プロダクトの方は、製品自体のイノベーション
プロセスの方は、生産技術などの方法に関するイノベーション
「インクリメンタルイノベーション」と「ラディカルイノベーション」
インクリメンタルの方は、漸進的(連続した)イノベーション
ラディカルの方は、非連続的な(破壊的な)イノベーション
自分のことで考えてみると、診断士試験は学習の中で、連続して「なるほど」と革新的な気づきが連続していると感じます。(インクリメンタルな感じ)一方、未経験ではありますが、間違いなく試験と実務とは非連続と言える溝があると思います。
そこは、試験の知識を活かしつつも、自分の中でラディカルなイノベーションを起こす必要があるだろうと想像しています。
投入する資源も目に見えないもの(人間関係や暗黙知)がたくさん必要そうです。
頭でっかちにはなりたくないものの、空っぽの頭では企業診断も何もできません。
まずは目の前の試験に向けて知識のインプット&アウトプットですね。
【企業経営】VRIO分析
本日の学び
VRIO分析
競争優位性を維持するために、企業内部の資源を「経済的価値(V)」「希少性(R)」「模倣困難性(I)」「組織(O)」の観点から分析する手法。特に模倣困難性が大切。
戦略だ、分析だと論点が増えていくにつれて、どこの話をしているのか整理しておかないと迷子になる気がします。図を描いて、「希少性って競合も関係あるのでは」など、自分の理解が曖昧な点が浮き彫りになりますね。
模倣困難性を高める要因に、経路依存性、社会的複雑性、因果関係の不明性、特許とありました。(ほぼ漢字で表現できる)
言語化できて、再現性のあるものは模倣されるわけで、競争優位性を維持できる資源とならないわけですね。ただ、言語化するためには、その元となる経験(事象)があるはずで、それは言語化しないとうまく認識できないと思います。企業内部では当たり前のことの中に模倣困難な事柄があったりするものです。
これはきっと個人にも当てはまることで、自分が当たり前にできることにこそ、自分の強みがあるのかもしれませんね。
#VRIO分析
【企業経営】意思決定
本日の学び
「戦略的意思決定」「管理的意思決定」「業務的意思決定」
戦略的意思決定
社長の意思決定。企業がどの事業に進出するのか、など企業全体に関わる意思決定
管理的意思決定
部長の意思決定。社長の方針を受けて、成果が出るように経営資源を調達・配分する意思決定
業務的意思決定
課長や係長の意思決定。現場にて、現行業務の収益を最大化する定型的意思決定
新入社員の頃は、社長の話が校長先生の話のように、つまらないと感じていました。しかし、それは話の面白さというより、視点の違いが原因だったのかもしれません。
そもそも、社長と新入社員では、普段から考えていること、意思決定していることが違います。頭では理解しているつもりであっても、社長の話は抽象的で、何言っているかわからないと、若き日は文句言ってばかりでしたね。
有名なアンゾフさんは、戦略を「部分的無知下での、意思決定のためのルール」と言いました。
社長も先がわからない中で、企業の長期的なビジョン、方向性を決めなければなりません。そう思うと、現場の新人が想像できないプレッシャーと責任を抱えているはずです。
ちょっと歳を重ねた今だから、分かることですね。
もっと学んで管理的意思決定や戦略的意思決定ができる人になりたいです。
#意思決定の種類
【企業経営】経営資源
このブログは、中小企業診断士の学習で学んだことを、自分の言葉でまとめ、表現することで知識を定着させるいことを目的としてます。
本日の学び
企業活動
企業活動とは、経営資源を活用して、付加価値を創出し、市場で販売することによって利益を得ること。継続していくことを経営の前提とし、「ゴーイングコンサーン」と言われている。
経営資源
経営資源には、「有形資源」と「無形資源」がある。有形資源は「ヒト、モノ、カネ」無形資源は「情報」が該当する。情報は、多重利用が可能であり、言語化、数値化できていないものほど、模倣困難性が大きい。
テキストや動画で学んだ内容を言語化してアウトプットする際、何かしら学んだ知識を使って「実行」(知識を活用した行動を行う)する。その上で、知識を言語化すると、それは自分の無形資源となると思います。
学んだ内容をそのまま言語化することも、何もしないより良いことです。しかしながら「記憶」し、知識を再生するだけだと、他者の有形資源に価値を付加していないと言えます。有形資源そのままであり、資源を有効活用できていないと言えるかもしれません。
文字にしてしまえば同じような文章も、背景に自身の実行(経験からの気づき)があるかで、言語化されたものの価値は変わってくると思います。
偉そうなことを書いていますが、私自身もまだまだで、これから学んだ知識を自分の言葉で表現し、自分のものとしていきたいです。
#企業活動 #経営資源