サナフミのラーニングジャーナル

実践からの学びをまとめています

【英語】学習法は調べるのではなく、作るもの

学習法についての動画や文章が大好きである。

「私はこうやって高得点をとった」「習得に大切な3つのポイント」こういったタイトルのコンテンツは星の数ほどある。さすがに即物的なもの(これだけでOKのようなもの)には時間をかけないが、自分の知らない大切な何かがあるかも、と遊覧してしまう。

魔法のような学習法はどこにもない。それは、わかっているが、なぜか学習法のコンテンツを見たくなる。何かコンテンツをみることで自分が向上したような気分になれるからだろうか。

本当に大切なことは、どんな学習法でも、自分で実践して気づいたことを振り返ることが大切である。誰にでも当てはまる方法はなく、自分にとって好ましいものがあるだけだ。だから、自分にとって有効なのかどうなのかを判断しなければならない。それには、実際に実践してみるのが一番である。

これも、やってみて良し悪しをすぐ判断して、違う方法を試すのではなく、合わないのであれば、なぜ合わないのかを理解してから次に進まないと同じ失敗を繰り返す。自分の傾向を知ることなしに、効果的な学習法は確立できない。

英語に限ったことではないが、何かを学ぶ上で、共通のフレーム(考え方)を抽出できるようになるのが好ましい。例えば、知識を暗記するのであれば、自分の場合、どのような頻度で繰り返すのが良いのか、聴覚か、視覚化、はたまた触覚を使うのが良いのか。さまざまなことを試していく中で見出していく。

英語学習で考えるならば、そもそも自分にとって「英語ができる」とはどのような状態なのかを定義するフレームが有効である。「できる」の状態が明確でなければ、学習に区切りをつけることができない。そういった意味で、資格試験は有効である。学びには終わりがないと考えるのも良いが、「区切り」は必要だと考える。

せっかく英語を学習するのであれば、ついでにメタ認知して、自身の学習法も確立させたい。