サナフミのラーニングジャーナル

実践からの学びをまとめています

【英語】繰り返す意味を感じる

反復が大切と聞いても、その意味がわかっていなかった。

予習、復習とは、幼少期から聞き続けてきた言葉であり、それなりに自分も実行してきたつもりである。しかしながら、復習と反復は似ているが、意味が違う。

自分の考えでは
・復習:新しく学んだことを自分の言葉で説明できるように整理し、理解すること
・反復:理解したことを、無意識に近いレベルでできるよう繰り返すこと

復習は「わかる」ための行動であり、反復は「できる」ようになるための行動である。

この反復の意味が、自分にはわからなかった。特に学生時代は、わかっていることを何度も繰り返すのを面倒と感じ、蔑ろにしていた。結果として、テストで基本問題はできるが、応用問題は解答できないことがしばしばあった。まさに「できない」のだ。

数学の公式の意味がわかっても、その公式を使って問題を解くことができなかった。ちょっと形が変わったら違うものに見えてしまう。これは理解したことが文字通り、身についていないから。数学に限らず、何かを身につけるためには自分の想像している以上に反復が必要だと、この歳になって腑に落ちている。

本気で英語を学習しようと心に決めて始めた今、一つの文章を20回繰り返して音読することもある。単語の意味はもちろん、発音、音のつながり、イントネーション、リズムもできるだけお手本の音声に近くになるように意識している。話をしている場面がイメージでき、自分が実際に会話しているような感覚になること目指している。

効率化が叫ばれる昨今であっても、非効率に見える王道こそが一番の近道である。