サナフミのラーニングジャーナル

実践からの学びをまとめています

【書籍】わかったことを自分のものにする

本を読み、内容を理解し、記憶し、実践。その先が大切。

このラーニングジャーナルは主に体験したこと、実践したことからの学びを言語化している。そのため、結果的に書籍の内容と同じようなものになることがある。しかし、一度自分の頭を通し、何も参照せず文章を作っているので、自分の中での内容の意味は異なっている。

読書をして理解した内容を言語化することで、記憶に残る。そして、残った記憶を元に目の前の状況で、その記憶を頼りに行動を変化させる(学んだことを実行する)さらに、その行動を振り返り、知識と実践において何が違ったのか、自分は、何を感じたのかを言葉にする。そうすることで、学びが自分のものとなる。

さらにその先がある。実践からの学びを言語化したものを、自分の力で体系化する段階である。これは難しい。材料があるからゼロからではないが、それこそ自分で本を書くような作業である。あれこれまとめようとしても、何か納得がいかなかったり、論理が弱いことに気づいたりする。

そうやってまとめる段階にきて、元々参照していた書籍に立ち戻ると、自分が読み落としていた箇所がたくさん見つかる。だから、自分の体系化はうまくできないのか、とまた一段上の気づきを得ることができる。一粒で二度おいしい体験。

本を読んでから、自分で体系化するまでは直線的に完了するわけではなく、上記のように、書籍に戻ったりしながら、サイクルを回していくように進んでいく。一回でうまく体系化できることはほとんどない。できたと思っても、それは思い込みであり、内容は不十分である。

効率を考えすぎず、必要な時間をかけることが、結果的に一番の近道となる。