サナフミのラーニングジャーナル

実践からの学びをまとめています

【英語】英語は音楽である

英文に楽譜を書く

英語のリスニング学習をしていて、徹底的にネイティブのモデル音声を真似してやろうと思い、これまでにないくらい詳細まで聞きとりをした。そうすると、発音していない音、強く発音する音、音が連続するところ、一息つくところがはっきりと見えてきた。

見えていたものを自分なりに記号や線で英文の上から書き込んでいくと、見事に音楽記号のようなものを書いている自分がいた。強く短く発音するところにはスタッカート、連続して発音するところはスラー。もちろん少し間が開くところはブレスである。

そうすると、ネイティブスピードで英文が流れても、強弱や音の高低が一目見ただけでわかる。この感覚的にわかるところがすごい。いちいち記号の意味を考えていたらネイティブ音声に置いてかれてしまう。これは音楽を学んでいたアドバンテージだと感じる。

どういった音がつながって、文章の中での強弱のつけ方など、きっと体系化したルールがあるのだろうが、この点に限っては学ばず、自分で感覚を研ぎ澄ましていきたいと思った。体系化した知識は結局は知識であり無意識に反応できるまでには訓練が必要になる。自分に感得できる素地があるのであれば、訓練からスタートしても良いはずだ。

この気づきも、あれこれ手を動かしてたまたま発見したことであり、誰かに教わったことではない。こういった気づきは決して忘れないし、他人に自分の言葉で説明できる。

英語学習を通じて、同じような気づきをたくさん見出していきたい。