サナフミのラーニングジャーナル

実践からの学びをまとめています

【音楽】呼吸と姿勢から始まる

個人的に何においても「基本」が大好きである。

篠笛に限らず、楽器を演奏する上で、基本となるのが呼吸と姿勢である。
打楽器は趣が違うが、金管楽器など息を入れて音を出す楽器では呼吸が上手くできてこそ、運指など次のステップへ進める。そして、呼吸を上手く行うためには姿勢が大切になる。

人間を一つのチューブだと考えると、腹、喉、口を通じて、楽器に息が入る。姿勢が悪く、曲がったような姿勢では息が上手く出てこない。腹式呼吸で、喉を開き、口をリラックスして、息を吐く。文字にして書くと簡単だが、これを実践するのが難しい。

身体感覚は人それぞれであり、動画や書籍でどれだけ丁寧で分かりやすい解説があっても、自分がその感覚を掴まないと、上手く再現することができない。たまたまできることはあっても、いつもできる、とまではいかない。

何においても同じだが、繰り返し練習するに尽きる。

もちろん数をこなせば良いわけではなく、一回ずつ意識することを明確にして繰り返し、それが無意識にできるようにすることが大切だ。そんなの言われなくてもわかる、と言いたくなるが、わかるとできるは違う。こうやって繰り返し文字にして書いて、自分を戒めないとすぐに忘れてしまう。

繰り返して、100%できるに近づこう。