サナフミのラーニングジャーナル

実践からの学びをまとめています

【論点思考】考えるべき問いを書き出す

自分が乗り気ではないプロジェクトのことは後回しにしがちである。

そろそろやらないとヤバいなと思うくらいになって、重い腰を上げる。今日もそのような状態だった。まず何からやるべきか、頭の中で思い浮かべるだけでは整理ができないので、書き出してみる。

考えを書き出すと、思考が整理できるとはよく言うが、具体的にどういうこと(状態)なのか、自分の言葉で表現することは少ない。実際に考えを書き出し、スッキリして終わってしまう。今日は、自分の変化について言語化してみたい。

まず最初に「考えることを考えてみた(書き出してみた)」

・そもそも、まず何をするべきなのか
・これからやろうとしてることの全体像はどのようになっているのか
・明日の話し合いは、何をゴールとするのか(達成したいのか)

など。

書き出してみると当たり前のことばかりだが、これらを同時に頭の中で処理することは難しい。問いを目の前に並べて、順番を考え、一つずつ処理していくのが良い。そんな簡単なことわざわざ書き出すまでない、という思い込み(自分への過信)がよろしくないと感じる。

実際、自分が書き出してみると、認知していた問いより多くの数を出したが、重複していることも多い。自分の現状を正しく認知できずに、良い思考はできない。肝に銘じたい。

自分自身の傾向として、最初に考えるべき問いを出すこと、問いを構造化することは得意である。しかし、問いに対する答え(仮説)を出すこと、答えを具体的にすることが苦手である。

例えば「明日の話し合いのゴールは何か」の問いに対して
主要論点について、参加者の合意を得る
と答えが浮かんだとする。

そこから、
・主要論点とは何か
・参加者の合意とは、どのような状態になれば達成したと言えるのか
と考えを進めることができる

しかし、そこからさらに、具体的にすることができなかった。そして、できないと思ったら、そこで思考がストップしてしまい、違う業務のことを考え始めてしまう自分がいた。

この経験からの気づきは「わからないことがわかった価値」を素直に認められない自分の価値観があること。考えが進まなくなることは、誰にでも起こることである。しかし、自分としては立ち止まっている自分を心のどこかで許せない。スッキリ思考を進めたいと考えている。そう感じた。

仮説思考とよく言うが、仮説を検証して、さらに良い仮説を立案していくためには、思考スキルだけでなく、価値観(信念)も大きく影響している。

練習あるのみ。