サナフミのラーニングジャーナル

実践からの学びをまとめています

【英語】現在地の確認

学習とは、できなかったことをできるようにすること

今日はTOEICを受験した。900点の目標にはまだ及ばないものの、過去からの成長を感じられる機会となった。かねてよりTOEICは目的ではなく通過目標としての位置付けと考えているが、それでもやはり出来、点数が気になるのは人間の性である。

受験後に全く生産性のない、テスト受験者の感想や講評などのSNSを見ている自分がいる。そんな一面も自分、と受け入れつつ、テストを受験した自分自身の振り返りをする。

総論として、リスニングもリーディングも全体的に意味は掴めているが、詳細となるで理解が曖昧なところがある。最後の詰めの部分が高得点への壁になっていると感じた。プロスポーツ選手が基本動作を繰り返し、一つ一つの動作の完成度、恣意度(思い通りの動きができる度合い)を高めているように、自分も一文一文への理解を高めていく必要がある。

ゆっくり聞いて(読んで)、100%理解できたと感じるところから、だんだんと速度を上げていくようにしなければ、いつまで経っても雑な理解から進まない。茶道でも同じだが、最後は「丁寧さ」がものをいうのだ。

900点の目標に対して、800点以上は取れている手応えがあり、このままどんどん進んでいきたいと思う一方、目標達成には、急いで問題を解きまくったりしても、届かない感じがしている。近くに見えている山も、実際には遠くにあるように、もう一度、しっかりと自分の現在地を把握しなければならない。

目標設定より現状把握のが難しいと感じる。テストの結果は点数で返ってくるが、自分が何ができていて、何ができていないのかは、自分で言語化しなければ明らかにならない。英語のことでいうなら、英語(情報)をインプットして、自分がどんな反応をしているのか(プロセス)、そして、正しく回答(アウトプット)できているのかを理解する必要がある。

点数はアウトプット部分へのフィードバックであり、プロセスの部分は自分自身でしかわからない。ここがわかれば、アウトプットが向上することは間違いない。

テストの難易度なんて気にしないてよい。自分にとっての難所を見つけよう。