サナフミのラーニングジャーナル

実践からの学びをまとめています

【ファシリ】時間は最良のフレームワーク

思考や議論などについて書かれた書籍には、便利なフレームワークが載っている。

〇〇マトリックス、○つの思考法、アルファベットの略字が並んだもの

どれも、便利なことは間違いないが、最近「時間」で整理するのが、最も汎用性があるのではないかと思う。なんとも当たり前の話。

過去、現在、未来、の流れに沿って、質問したり、議論したり、思考したりする。何事もまずは時系列に整理するとスッキリする。完璧でなくとも、まず第一歩の整理としては、間違いない軸だと感じている。

他者から話を聞くとき、例えばキャリアについてインタビューをするとしたら、最初の業務は何でしたか、次は、その次は、現在は、と順番に聞いていくのが自然だ。答える側としても、思い出しやすく、次に何を話せが良いか容易にイメージできる。

フレームワークと呼ぶのは仰々しいが、意外に忘れがちな観点である。自分の興味や関心が高いことから考えたり、質問したりすると、案外うまくいかない。

かといって、インタビューの場合、順番に聞けば良いというものではない。人は誰だも、過去の話は話そうと思えばいくらでも話す内容がある。どこまでオープンにするかは人によるが、細かい話になると時間が止まる。時間は経過するからこそ時間である。

先に進め、現在までたどり着くことを忘れてはならない。議論であっても、背景だけで終わってはいけない。現在考えるべきことまで到着しよう。

全体を見失ってはならない。