サナフミのラーニングジャーナル

実践からの学びをまとめています

2024-01-01から1年間の記事一覧

【茶道】自分で手を動かして「なぜ」に気づく

お手前が違うとき、理由は教えてもらわない 今日も、茶道の稽古へ行く。久しぶりの稽古だと、いつも行なっているお手前でも、一つ二つと所作が抜けることがある。 そんなとき、自分で「違う」と気づくこともあれば、ときに師から「そこはもう少し左において…

【D作成】手書きメモコミュニケーション

仕事におけるコミュニケーションは、紙に書いて行う 打合せ、会議はもちろん、上司や同僚への相談は紙に書きながら行なった方が良いと確信した。よくわからないメモで、適当に書いた記号や図解でも、その場で話した人間の中では共通認識になる。これは不思議…

【マインド】先日は、ありがとうございました

何か他人にしていただいた後日、あらためてお礼を言う 他人に何かお土産をもらった、ちょっとしたことを手伝ってもらった、助けてもらった、そういった時は、「ありがとう」とお礼を言う。これは当たり前。多くの人が行なっている。ただ、数日経った後にあら…

【人材育成】成長とは、ベスト更新ではなくアベレージの向上

プロフェッショナルは、いつでも求められた成果を出す 何事も良い結果が出るかどうかは、その時の調子や運など、さまざまな要素で決まる。そんな中で、いつでも一定の成果が出せるのがプロだと思う。 一回だけ成功したり、良い結果を出すことは、裏技とかズ…

【論点思考】論点を紙に書き出す

意見が出ない時、論点を紙に書こう 今日、会議で意見が出ない沈黙の時間があった。オンライン会議だと相手の様子がわからず、みな誰かの発言を待っている状況だった。 そんなとき、頭の中でアレコレ考えても、意見を出すことは難しい。とてもシンプルだが。…

【音楽】呼吸と姿勢から始まる

個人的に何においても「基本」が大好きである。 篠笛に限らず、楽器を演奏する上で、基本となるのが呼吸と姿勢である。打楽器は趣が違うが、金管楽器など息を入れて音を出す楽器では呼吸が上手くできてこそ、運指など次のステップへ進める。そして、呼吸を上…

【英語】英語は音楽である

英文に楽譜を書く 英語のリスニング学習をしていて、徹底的にネイティブのモデル音声を真似してやろうと思い、これまでにないくらい詳細まで聞きとりをした。そうすると、発音していない音、強く発音する音、音が連続するところ、一息つくところがはっきりと…

【マインド】現状の自分を認めて、得意を伸ばす

先日の発言について、悶々と悩む日々が続いている。 大勢の前で、(自分の中では)的外れな回答をしてしまったことに対して、いまだに気持ちの整理がついていない。その理由は、自分が即興コメントやショートスピーチが得意と自己認識しているからではないと…

【マインド】最初に発言することの価値

最近あった嬉しいことはなんですか? 数百人の前で、いきなり質問されたら、あなたは即答できるだろうか。 まさに今日、そんな場面に遭遇する。既存のコミュニティで、知っている人がたくさんいる環境であっても、その状況、文脈の中で、適切な範囲はどこな…

【音楽】日常の美しい音を探す

今日、美しいと感じたことを日記に書く。 先日、とあるポッドキャストを聴いて、いいな、と思ったことである。 そんな大したことがないと最初は思っていたが、日常にある「美しさ」を探すと、心の状態が良くなると感じている。例えば、朝日が差した花壇。な…

【英語】学習の質とは何か

世の中には、英語学習法が溢れているのに、英語ができるようになる人が少ないのはなぜか。 今日、その一つの理由を体感した。音読やシャドーイング(お手本の音声を追うように、英語を発音すること)が効果的と書かれているとき、イメージすることは人によっ…

【人材育成】自分の成長を感じる瞬間

ここのところ、自分が成長していると感じる。 まだ感覚的な部分が多く、なんとなくそう感じるだけである。ただ、そういった状態だからこそ、言語化を試みてみることに価値があると思い、筆をとる。 自分の状態を省みてみると、まず人の話をより深く理解でき…

【プロマネ】行動計画に遠近法を

長期ビジョンと次の一歩の両方が大切。 来年度の計画について大詰めな昨今、1年後の目標を考える中で、今年度のことを忘れがちである。来年度のことを考えると、あたかも来週くらいに、自分が新しい年度を迎えるような気持ちにある。けれども、落ち着いて考…

【英語】英文メールはリスクゼロのアウトプット

英語を「話す」と「書く」の違いは何か。 様々な違いがあるが、今日感じたのは、見直しができるか否かの違い。コミュニケーションの際、「話す」は、一度英語を口にすると相手に伝わってしまう。一方で「書く」は書いたものを見せる前(送信する前)に自分で…

【マインド】インタビューが好き

どんな人にも、生きてきた歴史がある。 どこで生まれ、どこで育ち、何をしてきたのか。他者も全く同じ人生を過ごすことはありえない。今、存在しているだけで、他者と異なっている。 当たり前すぎることではあるが、ともすれば自分は普通と考え、何も特徴が…

【論点思考】パワポに頼らぬ

ここのところ、マイルールとしてPowerPoint作成を禁止している。 業務上、必要な場合を除き、ちょっとした打合せ資料や報告資料はWordで使っている。さらに言えば、下書きのようなものは、手書きで作る。 考えがまとまる前からとにかく書き出す。書き出した…

【英語】学習法は調べるのではなく、作るもの

学習法についての動画や文章が大好きである。 「私はこうやって高得点をとった」「習得に大切な3つのポイント」こういったタイトルのコンテンツは星の数ほどある。さすがに即物的なもの(これだけでOKのようなもの)には時間をかけないが、自分の知らない大…

【茶道】言語を介さないコミュニケーション

今日はやたらと自分が話すオンラインミーティングが多かった。対面とは異なり、オンラインの場合、伝達手段が画面と言葉だけである。そのため、2割増しくらいで、言葉が多い気がする。 そんな昼休み、茶道のお稽古に行く。今の教室に通い始めて1年をすぎる…

【プロマネ】ビジョンと目標と計画

ビジョンとか、ミッションなどのカタカナワードは年間計画を立てる時に見聞きする。 若かりし頃は「何がビジョンだ、よくわからん」と考えていたものだが、年を重ねるにあたり、その必要性が少しずつわかってくる。組織が一体感を持って動くためには、共通す…

【ファシリ】時間は最良のフレームワーク

思考や議論などについて書かれた書籍には、便利なフレームワークが載っている。 〇〇マトリックス、○つの思考法、アルファベットの略字が並んだもの どれも、便利なことは間違いないが、最近「時間」で整理するのが、最も汎用性があるのではないかと思う。な…

【英語】英語学習の目的とは何か

英語でコミュニケーションができた方が良い。 誰しもそう考える。グローバルな時代うんぬんと言うまでもなく、できないよりできた方が良いことは、わかっている。 しかしながら、どのくらいできるようになる必要があるか、なりたいのか、は人によって異なる…

【論点思考】考えるとは、短距離走である

ちゃんと考える。自分で考える。深く考える。じっくり考える。 考えるといっても、いろんな表現がある。その中でも、自分の中でしっくりきているのが「短距離走」である。 これまで「考える」とは、できるだけ長い時間、多くのことを対象とするのが良いと理…

【論点思考】考えるべき問いを書き出す

自分が乗り気ではないプロジェクトのことは後回しにしがちである。 そろそろやらないとヤバいなと思うくらいになって、重い腰を上げる。今日もそのような状態だった。まず何からやるべきか、頭の中で思い浮かべるだけでは整理ができないので、書き出してみる…

【マインド】いつも行っていることを行う価値

忙しいときこそ、基本が大切と実感する。 締切間際、完成間際の変更ほど大変なことはない。これまで行ってきた準備をやり直さなければならない状況になる。今日もそんな日であった。 なぜ、そのようなことが起こったのかと考えてみると、ルーティン作業の漏…

【人材育成】上長の面倒なコメントは、自分の伸びしろ

「なんでそんな細かいことを気にするんだ」「実務わかっていないな、面倒くさい」 上長のコメントに対して感じることがある。 しかし、自分はスルーしているが、上長にとっては何か引っ掛かりがあるからコメントをしている。意味もなく嫌がらせのようなこと…

【D作成】わかったつもりの単語の意味を調べる

メールで人の氏名を打ち間違えるのは失礼であるが、部署名を間違えるのも失礼になる。本日、「制作チーム」と「製作チーム」を間違えそうになった。 何も考えなければどちらでも良いとするところだが、漢字が違うからには意味が違う。非常にシンプルに分ける…

【論点思考】意思決定のための情報は「マイナスのエントロピー」

エントロピー(entropy) 情報理論で、ある情報が得られる確率をもとに、情報がどれだけ欠如しているかの状態を示す量。情報の不確定さの度合い。 デジタル大辞泉 ビジネスでは、時間が限られた中で意思決定をする。より良い決定をするためには、意思決定に…

【論点思考】「とは」何かを考える

ここ数ヶ月に比べて、年明けから忙しい。気づいたら一日が終わっているような感覚を持っており、よろしくないと感じている。 忙しい時には、目の前のことをどうするかばかり考えがちになる。それは自覚しているが、頭の中だけで先のことを考えても、現状は変…

【論点思考】振り返りから一つだけ次のアクションを考える

もう少しで半年ほど取り組んでいたプロジェクトが終了する。メイン担当だったメンバーと雑談を含め、簡単な振り返りを行った。 できたこと、できなかったこと、それらの原因と今後生かしたいことを話し合う。筆者は内省が好きなタイプで、学びになったことや…

【プロマネ】視座とは、どこまでの範囲を自分ごととして考えるか

「視野、視点、視座」という言葉はよくビジネス書に書かれている。 視野は広い方がよく、視点は多い方がよく、視座は高い方がよい。 それぞれなんとなく意味を理解していたつもりであるが、一番ピンときていなかったのが「視座」である。よく部長とか課長な…